旦那が浮気をしているのを知っても『別れたくない』と思っている人はとても多いです。
別れたくない人がとる選択肢は、主に次の3つです。
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- 『離婚したい』と言われても拒否する
- 相手に浮気をやめるように促す
- 知らないふりをする
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3つめの「知らないふり」は根本的な解決にはなりません。子供のために婚姻関係を続けて仮面夫婦となることも多いですが、それはそれで問題があります。
一番良いのは『旦那さんが浮気をやめて、仲の良い夫婦関係を取り戻せること』です。浮気をしている旦那との夫婦関係を修復する方法について考えてみましょう。
法的な手段で離婚を避けることは可能
原則として、浮気をしている側からの離婚請求はできません。
旦那さんが「浮気相手と結婚したい」と言い出したとしても、あなたが断れば婚姻関係を続けることは可能です。
もしも旦那さんが一方的に離婚届を出そうとしても、あらかじめ本籍地の市役所で不受理申出を出しておけば、その離婚届は受理されません。離婚届が受理されてしまった場合でも、裁判所で調停を申し立てれば無効にしてもらえます。
夫婦関係が破綻していないことが条件ですが、法律上は離婚せずにすみます。
タイムリミットは旦那さんが「浮気相手との結婚したい」と言うまで
いきなりの離婚を避けることは可能ですが、夫婦関係が破綻しているなら話は別です。
旦那さんが「どうしても離婚したい」と思って別居を始めてしまえば、事実上夫婦関係が破綻した状態になってしまいます。夫婦関係が破綻していれば、旦那さん側から離婚請求をしても離婚が成立する可能性があります。
離婚を避けるためには、旦那さんから離婚を切り出される前に夫婦関係を修復するのが必須です。
浮気癖のある夫なら別ですが、「いつか私のところに戻ってきてくれる」なんてことを信じていたら、相手側から離婚を切り出されてしまうかもしれません。
夫の浮気が浮気の今ならまだ間に合います。でも、浮気が本気になったら手遅れです。そうなる前に、あなた自身が動くしかありません。
旦那さんに浮気をやめさせるには?
旦那さんに浮気をやめさせる方法は、次の2つを考えてみましょう。
1.浮気を指摘して旦那さんに反省させる
浮気をしている男性の大半は『浮気をしているが、妻とは離婚したくない』という気持ちを持っています。浮気の証拠を突き付けて反省させてください。
反省させるには浮気をしている証拠が絶対に必要です。浮気の証拠なしに話し合ったところで無駄です。いくら浮気をやめるように促したくても、浮気をしている証拠が見つからなければ何もできません。
最悪なのは、旦那さんは本当に浮気をしていなかったのに、勘違いによる口論で夫婦関係がさらに悪化してしまうケースです。「浮気をしているのはほぼ間違いないけれど、証拠が見つからない・・・」という状態なら、探偵に依頼すればよいでしょう。
2.浮気相手に制裁を加える(慰謝料請求する)
『浮気の証拠を浮気相手に突きつける』ことで浮気を止めさせるのも一つの手です。浮気の証拠さえあれば、弁護士さん経由で浮気相手に慰謝料を請求することができます。
慰謝料を払ったあとも不倫関係を続ける人はほとんどいませんから、旦那と浮気相手の関係を断ち切ることは可能です。
請求できる慰謝料は50万~300万円程度になります。弁護士さんが慰謝料の減額交渉をされた際に「もう二度と二人きりで会わない」という覚書を作ることもあります。
浮気相手の氏名や住所を特定しなければいけません
浮気相手に慰謝料請求するために注意して欲しいのが『相手女性の住所や氏名を特定しないと提訴できない』という点です。
一般人であるあなた自身が浮気相手の住所や氏名まで調べるのは非常に難しいです。旦那さんに問い詰めれば白状するかもしれませんが、それでも証拠が必要です。
慰謝料さえ取れれば、探偵の調査料金の元を取れる可能性が高いです。後悔しないためにも、浮気調査を検討してみてください。